2016年12月20日

株式会社泰成 A

【 インターンシップ生の企業インタビュー2016 】

第30回:株式会社泰成

創業:平成10年
本社:神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町
社員数:17名
事業内容:宅地造成・擁壁工事・地下車庫工事

「かながわJobway」に参加している株式会社泰成の代表取締役社長・福本泰彦氏にお話を伺い、そのインタビュー内容をもとにした泰成の紹介記事です。

1.泰成の業務とは
 泰成は宅地造成を主業務とする企業です。宅地造成とは、ある土地を宅地に変えるために、整地・埋立やライフラインの整備を行うことであり、手付かずの山野を開拓し新規に造成する場合と、既存の宅地を分割して必要な諸工事を施す場合があります。前者は、まず用地に覆い繁る草木を借り、障害物を撤去して平地を造ることにはじまり、宅地を支持する擁壁や必要に応じて地下駐車場を設置、ガス・上下水道・雨水等のライフラインを敷設します。一方、後者では一定程度の大きさの土地を買収したうえで一つ当たり125u以上に分割し、用地一つ一つが道路に法定通りに接面させ、ライフラインを接続します。この際、すでに老朽化した設備等をより安全なものに交換することもあります。その他擁壁の解体や外溝工事も手掛けています。泰成はこれら宅地造成に関する諸工事の工程計画を策定し、それぞれの仕事を各専門業者に発注、必要経費を算出して顧客に価格を提示、その中で工事の品質が保たれているかどうかを監督、そして全ての工程が安全に終了できるように管理します。このような、工程管理、原価管理、品質管理、安全管理が泰成の業務の中心であり、福本氏の言葉を借りると、まさに「宅地造成の指揮者」なのです。従って、皆さんが一般にイメージする「建設会社」に見られるような肉体労働はさほどでもなく、飽くまでも頭脳労働が中心です。また、繁忙期は、入居希望者が集中する集中する年末や年度末を控える12月や3月、そして引っ越しを比較的行いやすい夏季休暇のある7,8月とのこと。夜勤はありません。

2.泰成の理念とは
 泰成に息づくのは「社員の幸せ」を追求する精神です。しかし、かつてはそうではありませんでした。当時は、何より効率性を優先させ、社員を定量目標、即ち利益や売上等の目に見える指標をもってしか評価せず、その如何を成果として、その成果が給与に直結していたのです。そのため、社内では社員全員がお互いを競争相手と見做し、組織体に必要な協働や助け合いが失われていました。しかし、今では同友会のもとで「人を生かす経営」を学び、先ほどの「社員の幸せ」に回帰し、成果給を廃して職能給とし、定量目標よりも「人間力」、「コミュニケーション能力」などの測ることの難しい「定性目標」に重きをおくことにしました。それが、いま泰成の掲げる「one for all, all for one」の精神なのです。

3.泰成の社風とは
 「安全管理」が重んじられる業務の性質もあり、規律ある職場であると言えるでしょう。「キチッとしたあいさつ」、「整理整頓」、「時間厳守」、「報連相」といった整理・整頓・清掃・清潔・躾の5Sが徹底されており「凡事徹底」の精神が社内で共有されていますが、その一方で社内におけるコミュニケーションは並行的・垂直的共に活発であり、社長との食事会である「社長 DE NIGHT」やBBQや餅つき大会等の社内行事、「はまふれんど」を利用したレクリエーションなどがもうけられています。また、半年に一度の社長と社員の個人面談では、給与から個人的な悩みまで幅広い相談ができて、大変に風通しが良い企業と言えます。また、神奈川県中小企業家同友会と連携して障碍者雇用にも力を入れており、多様性のある職場ともいえます。
 泰成の特長の一つは、手厚い福利厚生です。経費節減のため、企業が半額負担する必要のある社会保険に労働者を脱法的に未加入の状態に置くという行為が横行しているなか、泰成は厚生年金・雇用保険・健康保険に加え、家族に不幸のあった社員へ給付を行う養老保険が導入されており、不可視リスクの低減に努めています。ワークライフバランスも重視されており、法定通りの休暇に加え、誕生日休暇等も導入されています。
 給与は基本的に職能給体系であり、職務によって若干の差はありますが、勤続年数によって決定されます。また、社の業績に応じて、全ての社員を対象とした「決算賞与」も支給され、社員のモチベーション向上に一役買っています。
 社員教育にも社を挙げて取り組んでおり、ビジネスマナーから測量までじっくり学ぶことが出来、やる気さえあるなら入社後上手くこなせるのか悩む必要はありません。これに加え国家資格取得者への報奨金により、社員の能力向上に努めています。入社時に「普通自動車免許さえ持っていれば、自ら学び教わることで職務を果たせるような能力を獲得できるようになります。

会社HP
Jobwayページ

≪ インタビュアー・執筆:専修大学経済学部 2年 ≫
posted by ジョブー at 09:00| 企業紹介